越境解決の成功例

状況

埼玉県川口市にて、同じ敷地内にある2棟の建物にそれぞれテナント様が入居していました。
一方のテナント様が賃貸している建物および土地を購入できないか、との相談がありましたので、オーナー様は土地を分筆して売却しました。
しかし、売却した土地と売却せずに残した土地との境界上に建物の非常階段が越境していることが判明しました。

 

タープの対応

弊社からは越境している建物の改修と再建築の時に解決する、という2案を提案しましたが、建物改修案は数千万円の工事代金が掛かるとの事、再建築案も両者の条件が折り合わず、いずれも廃案となりました。そこで、越境している部分の土地を売買するという事を提案し、解決することが出来ました。

 

ポイント

越境における解決方法は主に2つあります。一つ目は越境している建物を改修し、境界の内側に収める方法、もう一つは「将来再建築するときに解決させる」という合意書を作成し、将来への約束を交わす方法です。