原状回復費用を火災保険でカバー

状況

テナント様より、退去に伴う原状回復の費用が保証金の範囲で収まらないため、何か良い方法はないか相談を受けました。

 

タープの対応

当テナント様は入居時に弊社を通じて火災保険に加入頂いていたため、火災保険が活用できないかを考えました。
弊社では賃貸する際には「借家人賠償責任特約」を付加した火災保険に必ず加入頂くこととなっており、賃貸借契約書にも明記しています。オーナー様より原状回復を要求された箇所は不慮の事故で損傷したという事で「借家人賠償責任特約」で保険適用にならないか、損保会社と交渉しました。
結果、原状回復に掛かる費用の約6割を保険金でカバーすることが出来ました。

 

ポイント

火災保険加入の際には「不慮の事故」を補償対象に加えることがポイントです。火災、水災、風災、ひょう災、雪災、盗難等といった損害は標準装備されていますが、不慮の事故は特約で付加するものなので、これから加入される方は必ずご確認下さい。すでに加入されている方は補償内容を確認し、もし付加されていなければ中途付加できるか保険会社に確認してみてください。